行政書士って?

行政書士って何する人?

「私、行政書士の○○です!」
「行政書士って何する人なのですか?」

結構この流れ多いです。

私たちのいわゆる士業と言われる業務は資格によって何ができるというのが決められています。
一部列挙しますと、弁護士、司法書士、土地家屋調査士、税理士、弁理士、社会保険労務士、行政書士、海事代理士などなど。
名前からパッと分かりそうなのが、
(ざっくりですので専門家の方、ツッコミご容赦を(;’∀’) )

弁護士・・・弁護してくれる人だな(イメージです💦)

土地家屋調査士・・・わかり易いですね♪不動産の登記とか測量のプロですね。

税理士・・・そのまま、税金のプロですよ。

社会保険労務士・・・社会保険と労務のプロです。こちらの資格もわかり易いですね。

ちょっと分かりにくいのが
司法書士・・・登記とか供託とか法務局関係等々、例えば、会社を設立するときに最終的に法務局に登記するのですが、この業務は司法書士の業務ですね。

海事代理士・・・あまり馴染みが無いかもしれませんが、海の専門家です。船舶関係の登記、登録、検査申請などなど。日本は海に囲まれているので結構重要な資格です。

では行政書士って?
行政書士法の第1条の2にこう定められています。()内省略ですが。

1項 行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することを業とする。
2項 行政書士は、前項の書類の作成であっても、その業務を行うことが他の法律において制限されているものについては、業務を行うことができない。
第1条の3にも業務について書かれているのですが、長いので省略です(;´・ω・)。
代理ができますよとか、書類作成の相談ができますよとか、そういうことが書かれてます。

官公署に提出する書類・・・簡単に言うと許認可ですね。営業ナンバーがほしい、産廃を運びたい。こういう時には許可が必要です。
その他権利義務又は
事実証明に関する書類・・・契約書とか遺産分割協議書、会社の議事録などいろいろあります。

では、それを言い出したらメチャクチャ有るのでは?

そうなんです。 メチャクチャあるんです。
行政書士の扱える書類は大体10000種類近くあると言われています。この種類の多さが行政書士が何をしているのかわかりにくくさせているのです。

だから逆になんでも相談してください。
全力でサポートさせていただきます。
そして、私たち行政書士が扱えない業務に関しましても他の士業の専門家をご紹介させていただき、きっちり引継ぎまでさせていただきます。
なので、どこに相談したらよいのか分からないなどとお気になさらず、『町の相談相手』として気軽にご相談ください。

そういう私も資格を取る前は行政書士って何する人なんだろうから始まりましたので(;’∀’)・・・

あと、資格取得を考えておられる方でお悩みなどございましたら、お気軽に連絡くださいね。
問題の答えは流石に即答できないかもしれませんが。
今年受験される方はこの日曜日(11月13日)が本番なので今までしてきたことを信じてリラックスして臨んでください。

少し長文になりましたが、お読みいただき有難うございます。

行政書士の平田でした。

2016年11月10日